Workbook 05経営を考える道具

その仕事、任せる準備はできていますか?

執筆:山口 剛志(株式会社YSKG 代表取締役)

社長が抱えている仕事を一つずつ取り上げ、6つの条件を確認して、任せるために何を整える必要があるかを一覧にするツール。削減時間や費用対効果ではなく、任せる準備を整理します。登録不要。

登録なしで使えます。入力はこの画面内だけで処理し、外部へ送信・保存しません。再読み込みすると消えます。

「任せたいけれど、まだ難しい」。その理由を一つずつ分けてみます。本人の経験が足りないのか、判断基準が決まっていないのか、情報が社長にしか届かないのか。理由が違えば、準備することも変わります。

まず、社長が抱えている仕事を一つ入力してください。整理した結果を追加していくと、仕事ごとの任せ方を一覧で印刷できます。固有名詞や機密情報は書かず、仕事の種類で整理できます。

私は、判断を渡す前後も一緒に考えます

判断そのものを社長に残す場合でも、数字を集める、選択肢を整理する、関係者に確認する、といった準備は分担できます。一方で、全部を任せたつもりでも、毎回社長が結論を変えていれば、担当者はまた確認するようになります。何を任せ、どの条件なら相談し、いつ結果を振り返るかまで決めたいと思います。

結果を出す際の考え方
  • 経営側に最終判断を残す場合は、判断材料の準備から分担する。
  • 権限やリスクが未整理の場合は、その確認を先に行う。
  • 任せる相手が未定の場合は、役割と候補者から決める。
  • 基準・情報・経験と時間・例外対応のうち不足しているものを準備する。
  • 条件が揃ったら、合意した小さな範囲で任せて振り返る。

このツールは決裁権限を付与したり、仕事を任せてよいと判定したりするものではありません。各社の規程・権限・リスクを踏まえて、実際の分担を決めてください。表示する時間は現在の投入時間であり、削減できる時間ではありません。

整理したあと、どう任せていくか社員150人のIT企業で社長の仕事を見直す|YSKGの支援の進め方
仕事を書き出したあとの、権限の決め方と実際に試す進め方を見てみてください。

YSKGへのご相談

社長の仕事を減らすだけでなく、次にどの仕事へ時間を使いたいかまで整理します。任せる相手の育成と、役割・権限の設計を一緒に進められます。

自社の場合を相談する

関連するサービス:次世代経営者と事業責任者の育成支援 →

山口 剛志株式会社YSKG 代表取締役

HRR株式会社(現 リクルートマネジメントソリューションズ)で人事コンサルティングに従事し、その後、事業会社で総務・人事部長、執行役員、取締役を経験。2019年にYSKGを設立。設立後は複数企業でCHRO、経営企画部長、コーポレート部長などを兼任し、経営と組織・人事の実務を支援。

プロフィールを見る