Workbook 04経営を考える道具

社員が増えたあと、誰が何を決めますか?

執筆:山口 剛志(株式会社YSKG 代表取締役)

現在と目指す社員数、期間、管理範囲の仮定から、必要になる現場管理職の概算と話し合う論点を整理するツール。業績予測や適正人数の診断ではなく、採用前に役割と準備時期を考えるためのものです。

登録なしで使えます。入力はこの画面内だけで処理し、外部へ送信・保存しません。再読み込みすると消えます。

100人から200人へ。人数が増えれば、その分だけ会社が成長するとは限りません。仕事を教える人、部門をまたいで調整する人、判断を引き受ける人も必要になります。目指す規模と、いまの課題を並べて考えてみましょう。

これは将来の業績や最適な組織を予測する診断ではありません。入力した条件から、人数の試算と話し合う論点を整理するツールです。

初期値は計算を試すための仮定です。8人が推奨人数という意味ではありません。

計算の前提と、結果の読み方

純増人数=目指す社員数-現在の社員数。月平均の純増=純増人数÷期間。退職による補充は含まないため、必要な採用人数とは異なります。

管理体制の試算では、社員全員を「現場管理職」と「その管理職が直接見るメンバー」に分けた一階層の仮定を使います。必要な現場管理職数の概算=切り上げ(社員数÷[一人が直接見る人数+1])。現在と将来に同じ仮定を当てて比較します。実際の管理職数や採用必要数を示すものではありません。役員、複数階層、兼務、職種の違いは含みません。

人数を減らす入力では、その差だけを示します。退職・配置転換などの具体的な人員施策を提案するものではありません。

数字のあとに、確認したいこと

  • 増やす人に任せる仕事と、その仕事を教える人は決まっているか
  • 部長や役員が引き受ける判断は増えるか。その時間を確保できるか
  • 今の会議や評価の方法を、人数が増えても続けられるか

私は、人数の目標を見たら、先に必要な役割と準備する時期を考えます。採用が決まってから受け入れ方法を考えると、現場の管理職に負担が集まってしまうためです。

YSKGへのご相談

事業の目標と、人員・組織の計画を一緒に整理したい場合はご相談ください。採用、育成、外部活用のどれで対応するかも含めて考えます。

自社の場合を相談する

関連するサービス:外部経営企画と経営実行支援 →

山口 剛志株式会社YSKG 代表取締役

HRR株式会社(現 リクルートマネジメントソリューションズ)で人事コンサルティングに従事し、その後、事業会社で総務・人事部長、執行役員、取締役を経験。2019年にYSKGを設立。設立後は複数企業でCHRO、経営企画部長、コーポレート部長などを兼任し、経営と組織・人事の実務を支援。

プロフィールを見る